サッシ回りから雨漏りする原因とは?応急処置や修理方法を解説します!
2024.12.17
みなさんこんにちは!
本日はサッシ回りからの雨漏りについて詳しくお話していきたいと思います!
サッシ回りからの雨漏りは結露と間違われやすく、天井からの雨漏りよりも気付きにくいです。
気付かずに放置してしまうと、木材の腐食や金属部分にサビなどが発生してしまい、建物本体の寿命を縮めてしまう恐れがあります。
「もしかして雨漏りしているかも?」と少しでも不安に思ったら、早急に対応しましょう!
ご自身でも出来る応急処置や、業者による修理方法などお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください!
サッシ回りから雨漏りする原因
サッシ回りからの雨漏りは、サッシそのものに原因がある場合もありますが、多くの場合それ以外のさまざまな不具合が原因で起こります。
さまざまな不具合とはどのようなものなのかご紹介しますので、この機会に一度自宅のサッシ回りをご自身で点検してみてください。
コーキングの劣化
サッシ回りの雨漏りの原因として多いのが、サッシに使用されているコーキングの劣化です。
コーキングとは隙間を埋めるために施工するゴムのような建材で、サッシと壁の隙間から雨水が漏れてこないようにする役割があります。
コーキングは雨風や紫外線によって劣化し、硬くなってしまったりひび割れが生じてしまいます。
ひび割れたコーキングから雨水が侵入して、雨漏りしてしまう恐れがあるので、目安としては5〜10年に一度コーキングのメンテナンスをおすすめします。
ゴムパッキンの劣化
コーキングと同様に雨風や紫外線の影響を受けて劣化しやすいのが、サッシとガラス窓のつなぎ目にあるゴムパッキンです。
劣化により硬くなり、つなぎ目に隙間ができて雨漏りしてしまう恐れがあります。
また、ゴムパッキンの劣化によりガラスが外れやすくなってしまうため、早めの交換をおすすめします。
寿命は10年以上あると言われていますが、結露でカビが発生しやすいので、年数よりもゴムパッキンの状態を見て判断する方がいいでしょう。
亀裂が発生していたり浮いていたら注意が必要です。
外壁のひび割れ
サッシ付近の外壁にひび割れがあると、そこから侵入した雨水が原因で、サッシ回りから雨漏りしてしまうことがあります。
目視では確認できないくらいの小さなひび割れや傷でも、雨漏りの原因になる場合もあります。
定期的なメンテナンスにより防ぐことができるので、雨漏りしてしまう前に約10年に一度を目安にメンテナンスしましょう。
施工不良
サッシを取り付ける際に、防水シートや防水フィルムを使用して雨漏り対策をしています。
貼り忘れてしまったり、貼る場所を間違えてしまったりなどの施工不良が原因で雨漏りしてしまうケースもあります。
新築の場合や建てて間もない場合に起こる雨漏りは、施工不良が疑われるでしょう。
サッシ回りから雨漏りが起きてしまった際の応急処置と注意点
もしも雨漏りが起きてしまったら、プロである業者に相談するのが間違いありません。
しかし急に駆け付けることができない場合もあるので、修理してもらうまでの間に以下のような応急処置をしておく必要があります。
・雑巾や吸水シートで雨水を吸い取る
・カーテンや家具などを移動して二次被害を防ぐ
・雨漏りしている場所に防水テープを貼る
・雨戸がついている場合は上手く活用する
雨漏りしてるかも?と思ったら早急な対応を
建物への被害が拡大しないようにするためには、早急な対応が必要です。応急処置は自分で行えますが、その後の修理はプロにお任せしましょう。雨漏りしてるかも?と思ったら、少しでも早く業者に相談することをおすすめします。
サッシ回りからの雨漏りの修理方法
さまざまな不具合で起こるサッシ回りからの雨漏りには、いくつか修理方法があります。
どのような修理方法があるのかお伝えします。
コーキングのメンテナンス
サッシ回りのコーキングが劣化している場合は、古いコーキングを除去してから新しいコーキングの打ち直しを行うこともありますが、基本的には打ち増しでの対応が多いです。理由としては古いコーキングを除去する際に下地を傷付けてしまう恐れがあるからです。
建物の状況などを見て適切な判断が必要となります。
外壁補修
外壁のひび割れや傷が原因の場合は、外壁の補修が必要です。
塗装の劣化からひび割れや傷が発生することもあるので、クラック(ひび割れ)補修を行った上で塗装の塗り替えも検討してみてください。
サッシ交換
コーキングの打ち直しをしても雨漏りが続いたり構造的にコーキングでの補修が難しい場合には、サッシ交換をおすすめします。
機密性や断熱性の高い窓など、今までと違うデザインのものを選ぶこともできます。
雨漏りの修理はホームテックワンにお任せください!
サッシ回りからの雨漏りに限らず、雨漏りが発生しているということは、建物の内部構造が大きなダメージを受けている可能性が高いです。
少しの雨漏りだからと軽視せずに、症状に気付いたらすぐに業者にご相談ください!
ホームテックワンでは、あらゆる手段で水漏れや雨漏りの原因を徹底追求します。
詳しくはこちらの「雨漏り・水漏れ調査」をご覧ください。
小さな修理も大歓迎です。まずはお気軽にご相談ください。