
台風シーズン前に!屋根と外壁のセルフチェック方法
2025.06.23
みなさんこんにちは!
いよいよ夏本番が近づいてきました。
とはいえ、夏の楽しみと同時に気をつけておきたいのが「台風シーズン」。
本格的な台風は8月〜9月がピークですが、近年では6月や7月にも大型の台風が発生することが増えています。
「まだ大丈夫」と思っているうちに突然やってくるのが自然災害です。
いざというときに慌てないためにも、今のうちから住まいの備えをしておくことがとても大切です。
今回は、家を守るために欠かせない「屋根・外壁」のセルフチェック方法を、誰でもわかりやすく解説します!
屋根点検のポイント|見上げるだけでもわかる劣化サイン
屋根は、建物の中でも特に風や雨にさらされやすい部分です。
普段は見えにくい場所ですが、以下のようなポイントを地上から見上げてチェックしてみましょう。
屋根材のズレ・欠け・浮き
瓦やスレートなど、屋根材にズレや浮きがあると、強風で飛ばされやすくなります。
台風による飛来物被害や雨漏りの原因にもなるため、見つけたら早めの対応が重要です。
棟板金の浮き・外れ
屋根のてっぺんにある金属部分「棟板金」が浮いていたり、変形していないかのチェックを。
風の影響を受けやすい部分なので、少しの緩みが大きな被害につながることもあります。
コケや黒ずみの広がり
屋根が黒っぽく見える・緑っぽい汚れがある…という場合は、コケや藻の発生が進行している可能性があります。
屋根材の防水機能が落ちてきているサインでもあるため、注意が必要です。
外壁のチェックポイント|触ってわかる劣化も!
続いては、外壁部分のチェックです。
日差しや雨風にさらされている外壁は、見た目や手触りで劣化の兆候がわかることもあります。
外壁のヒビ割れ
目に見えるヒビ(クラック)があれば要注意。
放っておくと雨水が侵入し、外壁内部の腐食やカビの原因になります。
特に窓の角やサイディングのつなぎ目はヒビが入りやすい場所です。
チョーキング現象(白い粉)
外壁を軽く触って、手に白っぽい粉がつくようなら、塗膜の劣化が進んでいます。
塗装の防水効果が失われているサインなので、早めの塗り替えが必要になるケースも。
塗装のはがれ・色あせ
外壁のツヤがなくなってきたり、塗装が剥がれている箇所はありませんか?
塗膜が傷んでいると、台風の大雨で一気に水がしみ込むリスクが高まります。
雨樋とコーキングも要チェック|小さな劣化が大きな被害に
台風時には、屋根や外壁だけでなく「雨樋」や「コーキング」の状態も被害の分かれ道になります。
雨樋のつまり・歪み
詰まりや変形があると、雨水があふれ出して外壁や地盤を痛めてしまいます。
特に落ち葉がたまりやすい箇所は要チェックです。
コーキングのヒビ割れ
外壁の継ぎ目を埋めているゴム状の素材「コーキング」は、経年で硬くなり、ひびが入ってしまいます。
ここから雨水が侵入すると、内部が腐食してしまうことも。
今のうちにチェックするメリット|「備え」が大切な理由
「まだ雨漏りしていないし、今は困っていないから大丈夫」と思われる方も多いかもしれません。
でも、台風が直撃してからでは、修理依頼が殺到し、すぐに対応してもらえないケースも少なくありません。
実際、台風シーズン直後は「雨漏りが発生した」「屋根材が飛んだ」といった緊急依頼が非常に増えます。
だからこそ、何も起きていない今のうちに点検することが、住まいと家族を守るための一番の対策なのです。
台風前の今こそ、家の点検を!|まずはお気軽にご相談を
セルフチェックで少しでも気になる点があったら、無理に自分で修理せず、まずは専門業者に相談してみましょう。
高所作業は危険を伴いますし、見えない部分の劣化を見落とす可能性もあります。
ホームテックワンでは、屋根や外壁の無料点検を行っております。
「気になっているけど放置していた」「ちょっと見てほしい」そんな方も、お気軽にご相談ください。
経験豊富なスタッフが、住まいの状態をしっかり確認し、最適な対策をご提案いたします。
中野区・杉並区・世田谷区の住宅リフォーム 株式会社ホームテックワン
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