東京都品川区・S様邸 マンションのフルリノベーション工事①内装用タイル張り
マンション・アパート内装リフォーム品川区 2024.09.24
品川区のS様が購入されたマンションのお部屋をフルリノベーションいたしましたので、数回に分けてご紹介いたします!
今回は内装のタイル張り工事の様子です。
ぜひ最後までご覧ください!
【現地調査】
まずは元のお部屋の様子をどうぞ!
この記事では、こちらのリビングと玄関の内装が変わっていく様子をご紹介します。
【施工の様子】リビング床
S様のご要望は大理石のタイルを使ったホテルライクスタイルのお部屋!どんな仕上がりになるのか、職人一同ワクワクしながら取り掛かります。
まずは既存の床や壁紙など全て剥がしました。タイルを張るためには下地を処理をし、接着剤でしっかりと固定する必要があります。
既存の床板の上から行うと床高が変わりドアの開閉に支障が出てしまうので、全て剥がす必要があります。
もちろん剥がした後の床材は捨てる必要があるため、タイル張り替えの費用内訳には「床材を剥がす費用」「床材の処分代金」「新しい床材代金」「張り付け費用」が必要になります。
タイルには必ず目地(繋ぎ目の溝)が必須となります。
目地の幅によって印象が変わるので、「目地はできるだけ細い方が良い」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、タイルの製品によって適切な目地幅が指定されているため、タイルを選ぶ際から目地幅のイメージを持つ必要があります。
今回は目地幅3mmで施工しています。
全面張り合わせ終わり接着剤が乾いてタイルが動かないことを確認したら、目地を埋めていきます。
埋めることでしっかりと固定され、さらに見た目も美しく仕上がります。
【施工の様子】玄関
次は玄関です。
靴を脱ぐスペースとシュークロークにつながる土間部分にもタイルを敷いていきます。
外構や土間部分にタイルを敷く場合にはモルタルで下地を作り、タイルの接着剤の役割を担うアマ(もしくはノロ)と呼ばれるセメントを流し込み、その上からタイルを敷き詰めていきます。
このモルタルを均等に均していく作業が本当に大変なんです。
1箇所でも厚みが違ったり、段差になっているだけでタイルの仕上がりが左右されてしまうので、長年培った職人技なのです。
下地は通常のモルタルよりも水分量の少ないバサモルタル、アマ(ノロ)にはセメントが使用されます。
モルタルは強度が低い代わりに伸縮性があり、耐震性や耐火性に優れています。しかし、水分量が多いためにひび割れしやすい素材でもあるので、水分量を減らしバサバサとした見た目の「バサモル」を下地に使用することで高い耐久性を叶えます。
そしてその上からセメントを水で溶いたアマと呼ばれる接着剤を流し込み、タイルを張り合わせていきます。
玄関には黒いタイルが入り、より一層高級感が引き立ちました。
【完工】
玄関タイルの目地にもパテを埋め、完成しました!
詳細は省きましたが、壁にもタイルを張り、お住まい全体の世界観が繋がったように感じます。
天井にはアンティークのような柄の入った白い壁紙を張ったことで、さらにホテルライクな空間になりましたね!
次回は各お部屋の壁紙クロス張り替え工事をご紹介しますので、お楽しみに!
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