東京都荒川区の美容室F様より、木材の外壁塗装のご依頼をいただきました。
木材は経年劣化とともに風合いが良くなるというメリットがある一方で、自然素材のため定期的なメンテナンスが必須となってきます。
今回は木材の外壁塗装の様子を施工の流れをご説明しながら、お伝えしていきます!
施工前の木材の外壁の様子
こちらが施工前の外観です。
全体的に色褪せが見られ、下の方の緑色の部分はカビが発生してしまっています。
木材は水分に弱いためカビの発生や、ひび割れや反り、塗膜の剥がれなども起きやすくなります。
3〜5年ごとに塗り替えメンテナンスを行うことによって耐用年数も変わってくるので、定期的なメンテナンスをオススメしております!
近くで見ると傷や塗膜の剥がれによる色褪せが目立ちますね。
このままメンテナンスせずに放置してしまうと、ボロボロになってしまったり最悪の場合木材が腐ってしまいます。
この状態から下処理→塗装を行なって、どのような仕上がりになるか楽しみですね!
外壁塗装の下処理から下塗りが、美しい仕上がりを実現する
いよいよ作業に取り掛かっていきます!まずは塗装をする前の下処理からです。
塗装前に木材の表面を研磨して、汚れや古い塗膜などを取り除く作業のことを、ケレンと言います。
ケレン作業をすることによって、色ムラの解消や塗料の密着性が高まり、美しい仕上がりになります!
ケレン後の状態がこちらです。汚れや古い塗膜が取り除かれて綺麗になりました!
丁寧に作業することで塗装後の仕上がりも変わってくるので、いつも気合が入ります!
ここまで綺麗に汚れを落としてから、下塗り塗装作業を行なっていきます。
中塗り・上塗りを行い、塗膜に厚みを持たせて耐久性UP
今回はキシラデコールという塗料を使用しています。こちらの写真は上塗り塗装1回目が終わった状態です。
(中塗りと上塗りで同じ塗料を使用する際に、上塗り1回目と表記することがあります。実際には中塗りと同じ工程です。)
キシラデコールには以下のような特徴があります。
・耐候性があり、紫外線や風、雨や雪、熱気や寒気などによる木材の劣化を防いでくれる。
・浸透タイプと造膜タイプがあり、用途や場所に合わせて選べる。
・防腐、防カビ、防虫効果があり微生物や害虫から木材を守る。
・木材の美しさを活かし自然な仕上がりにできる。
・乾燥時間の短縮など様々な性能改良に伴い作業性UP。
キシラデコールについての詳細はこちらをご覧ください。
上塗り2回目の様子です。
塗膜に厚みを持たせることによって、塗り残しやムラをなくし、紫外線や雨風の影響に耐える強度を高めます。
その結果、耐久性や防水性などの保護機能も高めてくれます。
上塗り2回目が終わった状態です。
1回目と比べて塗膜に厚みが出ていて、色ムラもなく均一に塗装されていますね!
塗料の安定のためにしっかりと乾燥させる必要があり、夏場で約24時間、冬場は3日以上かかることもあります。
全体を見てみると、木の風合いを残しつつも、ダークブラウンで落ち着いた雰囲気に仕上がりましたね!
美容室F様の、ゆっくりくつろげる落ち着いた雰囲気の店内とも相性バッチリです!
美容室F様のスタッフの皆様から、綺麗になって嬉しいです!とお声がけいただきました。
そのように言っていただき、こちらも嬉しく思いますし、ご来店くださるお客様にも喜んでいただけたら本望です!
冒頭でもお伝えした通り、木材の外壁塗装は3〜5年ごとのメンテナンスが必要となってきます。
美容室F様のお役に立てるよう、当社スタッフ一丸となってサポートさせていただきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
電話でのご相談やメッセージでのご相談を随時承っております。
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