室内の壁紙が浮いてきたり、サッシまわりにすき間ができたりしていませんか?
これらの症状は、雨漏りによる内部の劣化が原因のことがあります。
一見小さな不具合に見えても、放っておくと木部の腐食やカビの発生につながることも。
今回は、実際にサッシまわりのすき間と木部の腐食が発生していたお住まいで行った、内装のサッシまわり改修工事の様子をご紹介します。
雨漏りが原因でサッシまわりにすき間と腐食が発生
ご依頼主のO様から「窓のまわりの壁が浮いてきた」「サッシ枠と壁の間にすき間ができている」とご相談をいただき、現地を確認したところ、雨漏りによる木部の腐食が進行していることが分かりました。
一見すると室内の壁紙が少し浮いているだけのように見えましたが、サッシ枠と壁の取り合い部分に大きなすき間があり、内部に湿気がこもって木が黒ずんでいる状態でした。
長年の雨水の侵入が少しずつ内部を劣化させていたと考えられます。
解体して見えた木部の腐食と下地の痛み
まずはサッシまわりの壁を一部解体して、内部の状態を確認しました。
表面のクロスや石膏ボードを外すと、下地の木材が湿気で柔らかくなり、一部には腐食も見られました。
木部の腐朽は放置するとカビの発生や構造の弱体化につながるため、早期の対応が非常に重要です。
腐食していた部分はしっかりと撤去し、新しい木材で下地を組み直しました。
この工程を丁寧に行うことで、仕上げ後も安心して長く使用できるサッシまわりを再構築できます。
下地の補修から内装仕上げまでの流れ
下地の交換後は、防水処理と気密性を確保するために防湿シートや気密テープを使用。
その上から石膏ボードを貼り直し、クロスを貼って仕上げました。
室内側の見た目も大切にしながら、既存クロスと同じ品番のクロスを使用し、違和感のない自然な仕上がりに整えました。
仕上がり後は、サッシまわりの気密性が高まり、冷暖房効率の向上や結露の軽減といった効果も期待できます。
お客様ひとりひとりに合わせた内装リフォーム工事をご提案致します
雨漏りによるサッシ劣化は早めの対応がポイント!
今回のように、サッシまわりのわずかなすき間やクロスの浮きは、内部で雨漏りが進行しているサインかもしれません。
見た目が軽度でも、放置すると木部や断熱材まで被害が広がり、補修範囲が大きくなることもあります。
特にサッシまわりは外壁と室内の境界部分のため、経年によるコーキングの劣化や建物の動きで、どうしてもすき間が生じやすい場所です。
定期的な点検やメンテナンスを行うことで、雨漏りの早期発見につながります。
サッシ廻り改修で住まいの安心と快適を取り戻す
サッシまわりの改修は見た目を整えるだけでなく、建物の耐久性や快適性を保つための大切な工事です。
今回の施工では、腐食部分の補修から気密処理、内装仕上げまでを丁寧に行い、安心して過ごせる空間へと再生しました。
「壁紙の浮き」「窓まわりのすき間」「カビや結露が多い」といった症状がある場合は、内部で雨漏りが進んでいる可能性があります。
小さな症状のうちに点検・補修を行うことで、余計なコストを抑えながらお住まいを長持ちさせることができます。
当社では、外壁から室内まで一貫して対応できる体制を整えています。
外装リフォームもお任せください!それぞれの専門事業部にてその道のプロが対応致します
サッシまわりの劣化や雨漏りが気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
中野区・杉並区・世田谷区の住宅リフォーム 株式会社ホームテックワン
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