東京都目黒区のT様より、「ドアや手摺りが傷んでいるので塗装してほしい」と、お問合せをいただきました。
塗装工事をお申込みくださいましたので、完工までの様子を随時お伝えします!
【5月21日】現場調査~塗膜の剥がれ、錆びなど~
現場調査では、実際にお住まいに伺って劣化状態や工事が必要な箇所・内容を判断します。
こちらがT様が気にされていた木製ドアです。
ドアはお住まいの顔ですから、傷んでいると目立ちます。
ドアがこのように木製の場合、ニスや玄関用シートなどでコーティングされています。
しかし、徐々にコーティングは劣化していき、ドアが剥き出しになると紫外線や雨風の影響により腐食します。
そうなればドア本体が使い物にならなくなるので、定期的な塗装がオススメです。
木製の破風板も塗膜が劣化し、写真のように傷んでいました。
こちらも塗装で補修します。
鉄部の手摺りは塗膜が剥がれ、錆びが発生していました。
錆びは1度発生すると一気に広がっていき、自然回復することは絶対にありません。
見た目も悪いですし、部材を腐食させます。
他の部分に錆びが移る「もらい錆び」という現象も起こりますので早めの対処が大切です。
柱も鉄部でサビが広がっていました。
上部には穴が開いているため、錆び穴塞ぎも必要です。
塗装では錆び止めを塗布し、その上に紫外線や雨水に強い上塗り塗料を塗装します。
【6月24日】ケレン作業をしました!
ケレン作業は、剥がれかけている塗膜や錆びを削る作業です。
このように剥がれかかった旧塗膜を・・・
ディスクサンダーで削り、塗装面を調整していきました。
【6月26日】バンジエイドでの柱の補修
錆びなどの不純物をケレンした後、穴の空いた柱はバンジエイドというテープで補修しました。
バンジエイドは穴の空いたところに貼るだけで鉄部同様に硬化し、保護するテープです。
これで雨水が内部に侵入するのを防げました。
【6月28日】鉄部に錆び止め塗布
全ての鉄部に防錆効果のある下塗り材を塗布しました。
ひと昔前、錆び止めは赤錆色が主流でしたが、今は様々な色が出ています。
今回はホワイトの錆び止めを塗りました。
【6月30日】シーリング材充填
鉄部に出来ている隙間にシーリング材を充填し、隙間を埋めていきました。
少しでも隙間があると、そこから雨水が入り、内部から部材を傷めてしまいます。
シーリングは硬化するとゴム状になるので、防水性が高いので、隙間を埋めるには最適な材料です。
【7月1日】鉄部中塗り
錆び止めの塗膜の上から仕上げ塗料を塗っていきました。
紫外線や雨水から鉄部を守る効果があり、見た目も美しくなります。
この後、仕上げ塗料をもう1度塗ります。
【7月3日】鉄部上塗り
最後に上塗りをして、鉄部の塗装は完成です。
錆び、穴が空いていた鉄部ですが、耐久性が向上し、見た目も良くなりました♪
【7月6日】玄関ドア薬品洗い
浴びてきた紫外線ダメージをリセットし、木部独特に染み込んだ汚れを取り除いていきました。
灰汁洗い、シミ抜き、漂白、修正洗い、薬品拭き取り、養生をして下地処理は完了です。
【7月8日】ドア着色
色褪せていたドアに造膜タイプの塗料で着色をしました。
これでだいぶ見た目が変わりました。
【7月10日】クリアー吹き付け
仕上げにクリアー吹き付けをしました。
乾燥後、養生をバラして玄関ドアも完成です。
これで全ての塗装が完了しました!
剥がれた塗膜も、錆びてた箇所も、色褪せていたドアもすっかり綺麗に生まれ変わり、お客さまもお喜びのご様子でした。
ご満足いただけたようで、我々も嬉しかったです。
この度はご依頼いただき、ありがとうございました!
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