東京都中野区のK様より外壁が凹んでしまった!と連絡がありました。
緊急性の高さから、予定を伺いお電話のあった当日に現地調査に伺いました。
【現地調査】外壁のヒビ割れ、凹み
K様邸の外壁材は日本で多く使われている「窯業系サイディング」と言ってセメントに繊維などを混ぜて板状にしたものを窯で焼いた外壁ボードのことをいいます。
言わばセメントなのでひび割れや表面が粉ふく「チョーキング」が起こったりというデメリットもありつつ、見た目の変化がつけやすい=加工がしやすい為日本の住宅の7割〜8割がこの窯業系 (ようぎょうけい)サイディングが使われているとも言われています。
ヒビが入ってしまうとそこから水が入り、中の木材まで浸透してしまうと根ぐさりし雨漏れやシロアリなど被害が膨らんでしまうので早めの対処が必要です。
おおよそ10年に一度のメンテナンスで綺麗と安心を保てる部材と言えます。
K様の外壁にはヒビの他に写真のような大きく凹んだ箇所があり、K様にお話を伺うと車を誤ってぶつけてしまったそうでご自宅手前のブロックも崩れてしまっていました。
その他にも細かいヒビ割れができてしまっていたり、基礎と外壁の間に挟まっている板金の歪みもあったので、一面の全面張り替え工事とブロック補修工事をご依頼いただきました。
ホームテックワンの外構工事についてはこちら
【施工風景】足場を組み、外壁材を全て剥がす
隙間に工具をねじ込み、手で剥がしていきます。冒頭に書いたように板状のものなので写真のように剥がれてくれるので片付けもしやすいのが特徴でもあります。
全て剥がすと防水紙が現れました。K様邸は綺麗な状態でしたので、このまま新しい外壁材を貼っていきますが、この防水紙に劣化による破れや穴あきなどの症状が見られれば防水紙の張り替えも必要となります。
こればかりは開けて見ないとわからない部分でもあるので、外壁にヒビや浮きなどが見られる場合は一緒に見てもらうと良いでしょう。
全てのサイディングを貼り終えたら目地を埋めるためコーキング材を重鎮して完成です。
【完工】
ブロックも綺麗になりました。この白くなっているブロックの先の外壁に先ほどの凹みがあったのでどちらも綺麗に修復ができました。
K様ご家族にもお怪我もなく本当に安心いたしました。
車をご自宅にぶつけてしまうケースは意外にも多くいつ誰が起こしてもおかしくない身近な事故です。
ハンドルを握るときにはより気をつけなければ、と思った工事でした。
ご自宅のお困りごと全般なんでもご相談ください。
経験豊富なスタッフと確かな腕であなたの大切なご自宅を守ります。
お気軽にお問合せください。
中野区・杉並区・世田谷区の住宅リフォーム 株式会社ホームテックワン
*O*