東京都西東京市のI様より、雨漏りについてお問合せをくださいました。
修繕工事のお申込みをいただきましたので、完工までの様子を随時お伝えします!
【2/2】現場調査~下屋に穴が開いていました~
「部屋の天井に大きなシミがあり、クロスも剥がれてきている。
雨漏りをしているので修理してほしい。」と、お電話でご連絡くださいました。
雨漏りは放っておくとお住まいを内部から腐食させてしまいます。
建物というのは防水ありきで造られているため、雨水の侵入は避けなければなりません。
まずは現場調査に伺いました。
雨漏りが起きているという天井から拝見させていただきました。
写真の左側が雨漏りが起きている箇所です。
このままではカビが生えたり、湿った木材を好むシロアリを呼び寄せてしまいますので早めの対処が必要です。
「雨漏りのサインは?修理しないとどうなる?応急処置の方法まで徹底解説!」はコチラ
雨漏りが起きている天井の上に当たる、下屋を拝見させていただきました。
ここが雨漏りの原因です。
「前にDIYで直した」と仰っていたその部分には、防水テープが貼られていました。
トタン屋根に穴が開いた場合は、防水テープによる応急処置が効果的です。
しかし、応急処置は一時しのぎでしかなく、根本的な解決にはならないため、補修が必要です。
着工までの間、防水テープを貼り、再度応急処置を行いました。
なお、トタン屋根は雨水や紫外線などの外的ダメージを塗装で保護しています。
塗膜は寿命を過ぎ、色褪せ、剥がれ、汚れの付着、錆びなどが見られました。
このままだと他の部分も穴が開いてしまうため、補修と併せて屋根全体を保護する塗装工事も提案させていただきました。
サービス案内「外装リフォーム」については、こちらのページです。
【3月14日】穴をコーキング、パテで補修しました!
屋根に空いていた穴はコーキング材で埋め、パテで補修しました。
これで雨水の侵入を解消できました!
しかし、また他の部分に穴が開いてしまう恐れがあります。
そのため、この後は塗装で屋根全体を保護します。
【3月20日】ケレン作業を行いました!
ケレンとは、下地調整作業で、脆い塗膜や錆びを除去し、表面に塗料が密着しやすくなるよう調整します。
調整とは、このようなツルツルした素材の屋根は塗料が密着しにくいので、わざと塗装面をザラつかせる作業です。
表面に微細な傷をつけ、塗料がくっつきやすくなるように調整しました。
【3月23日】トタン屋根に重要な錆び止めを塗布しました
トタン屋根には必ず下塗りに錆び止めを塗布します。
トタン屋根は錆びが最も大敵だからです。
錆びによって、また穴が開いて雨漏りを起こさないよう保護しました。
最初に狭い場所から塗布し・・・
続いて広い面を塗布しました。
全部塗り終えたら乾燥時間を設けます。
【3/28】完工
中塗り→上塗りと塗装し、本日、最終確認を行いました。
塗り忘れ、ムラなどないか細かいところまでチェックします。
雨漏りを起こしていた箇所も、しっかり補修することができました。
見た目にも美しい屋根に仕上がり、お客様にもご満足いただけました。
これでしばらく安心してお過ごしいただけますね(^^)
ご依頼くださり、ありがとうございました!
中野区・杉並区・世田谷区の住宅リフォーム 株式会社ホームテックワン
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